バイナリーオプションの通貨ペアについて!あなたに合った物を選択しよう
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バイナリーオプションでは様々な通貨ペアが用意されています。
業者によっては20種類以上用意されている場合もあり、どの通貨ペアを選択すればよいのか迷う人も多いのではないでしょうか。
各通貨ペアには値動きの特徴が存在しており、バイナリーオプションで勝つためには、その特徴を把握することが非常に大切になります。今回は通貨ペアの特徴や通貨ペア同士の動きの特徴を踏まえた上で、通貨ペアの選び方を考えていきます。
- 通貨ペアの特徴ついて
- 取引する通貨ペアの選び方
- 初心者にオススメの通貨ペア
上記の用に考えている方は、 バイナリーオプションの通貨ペアについて当ページで学び、今後取引をする為の参考として、是非最後までお読みください。
目次:
通貨ペアとは?
通貨ペアとは、為替レートドを行うときに使用する通貨の組み合わせのことを意味します。
よくUSD/JPYとかドル円という言葉を目にされると思います。
USD/JPY(ドル円)が意味するのは、ドルの価値が何円に相当するかということです。
実際に1ドル105円というように呼ばれることを考えれば、この意味が分かってもらえると思います。
レート表示の〇/○では、左側が取引通貨、右側が相対通貨と呼ばれます。
取引通貨の価値を相対通貨の価値で表現するといくらかという意味になります。
この価格は2つの通貨における取引量のバランスによって、決定されます。綱引きをしている状況を想像してもらえると分かりやすいかも知れません。チャートは過去におけるバランスの変化の軌跡を表していると言えます。
通貨ペアには、通貨の組み合わせが多数存在しています。
世界中には通貨が200種類程度あることを考えてもらえば、組み合わせの数が膨大なものになるのは容易に想像してもらえるはずです。
そして各通貨ペアには、それぞれ値動きの特徴があります。通貨ペアの特徴が分かれば、通貨ペアの選択がしやすくなるはずです。ここからはバイナリーオプションでお馴染みの通貨ペアの特徴について解説していきます。
ドル/円の特徴
ドル円は日本人にとって最も馴染み深い通貨ペアでしょう。
経済ニュースでは、日経平均株価とともにドル円のレートが表示されます。
ドル円の特徴は、何と言っても 取引量が非常に多いことです。取引量が多ければ流動性が高くなり、チャートは安定的な値動きをすることが多くなります。異常な値動きが発生しにくいということで、予測がしやすいというメリットがあります。
一方で、ドル円は値動きが鈍いという声もよく聞かれます。
ペイアウト率が変動するタイプのバイナリーオプションを使う場合、値動きが小さいために大きなリターンを狙うことは難しくなります。
ユーロ/ドルの特徴
ユーロ/ドルの特徴もやはり取引量が多いことです。
ユーロドルは世界一取引量が多い通貨ぺアで、流動性は非常に高く、ドル円以上の安定感を見せてくれます。テクニカル分析もハマりやすいことが特徴です。
さらに、ドル円に比べると値動き幅が大きいため、ユーロドルで取引すれば、より大きなリターンを狙っていくことが可能です。
ただし、ユーロはEU加盟国の影響を受けやすい傾向にあります。EUは全部で19か国あるため、経済指標などの情報収集は熱心に行う必要があるでしょう。
ユーロ/円の特徴
ユーロ円は日本人に人気の通貨ペアです。ドルを含まない通貨ペアはクロス通貨と呼ばれます。
ユーロ円の場合、ユーロと円が直接取引されるわけでなくユーロとドル、ドルと円というように、間にドルを挟んで取引が行われます。
そのため、ユーロと円だけでなく、ドルの値動きをしっかりとウォッチングしておく必要があります。ドル/円、ユーロ/ドルの動きと連動することが多くなるのでこれらの通貨ペアは要チェックです。
また、クロス円の特徴に、株価と連動する可能性が高いことが挙げられます。株価が上昇していればクロス円も上昇、株価が下落していればクロス円も下落する可能性が高くなります。
株式のデイトレーダーにとっては、取引しやすい通貨ペアと言えるでしょう。株式取引を行いながら、バイナリーオプションに挑戦してみてもよいのではないでしょうか。
ポンド/円の特徴
英ポンドを含む通貨ペアの特徴は、とにかくボラティリティが激しいことです。特にロンドン市場のオープン後は、それまでの値動きを全戻しにするような動きも見られます。
大きなリターンを狙える一方で、リスクも伴うので、FXやバイナリーオプショントレードでは、どちらかというと上級者向けの印象を持つ人が多いようです。
ただし東京時間では、それほど激しく値動きすることはありません。
日経平均株価と連動することも多く、ほかのクロス円の動きを見ながら仕掛けていけば、比較的予測はしやすい傾向にあります。
ポンド/ドルの特徴
ポンド/ドルの特徴も、やはり値動きが大きいことです。
ただし、ポンド/円に比べると、流動性が高く、チャートが滑らかになる傾向があります。テクニカル分析はポンド円よりもハマりやすいでしょう。
豪ドル/円の特徴
豪ドル/円は、ユーロ円やポンド円と同じくクロス円の特徴を有していることに加えて、豪ドルが資源国通貨であるという大きな特徴があります。
オーストラリアは鉄鉱石や石炭など豊富な資源を持っており、全輸出の5割以上を鉱物資源が占めています。
さらにオーストラリアは中国を最大の貿易相手としており、全輸出の約3割が中国に対するものです。
こうした特徴から、 豪ドル/円は原油、金、鉄鉱石などの資源価格、さらには中国の経済状況に左右されるという特徴があります。様々なファンダメンタルズの要因が絡むので、初心者にとっては予測するのが少し難しい通貨ペアと言えるでしょう。
バイナリーオプション通貨ペアの選び方
次に通貨ペアの選び方についてです。
ここまで、日本人にも人気の通貨ペアの特徴について紹介してきましたが、これらの特徴は通貨ペア選びに非常に役立つものです。
一方で、通貨ペアの特徴以外にも、バイナリーオプションで取引するときの選び方があります。
ここからはより実戦的な通貨ペア選びについて見ていきます。
取引量の多い通貨ペアを選ぶ
前述したように取引量の多い通貨ペアは、価格がブレにくいという特徴があります。
取引量の多い通貨のシェアは、米ドルが44%、ユーロが16%、円が8.4%、ポンドが6.4%、豪ドルが3.4%となっています。
これら取引量の上位通貨を含む通貨ペアのみをトレードすれば、テクニカル分析がハマりやすく、予測の精度がアップするはずです。
最初からマイナー通貨は取引の対象にせず、人気の通貨ペアだけをトレードすればOKという考え方もありです。
時間帯を狙って選ぶ
通貨ペアの値動きは時間帯によって大きく異なります。
通貨が利用される国のマーケットがオープンしていれば、その通貨を含む通貨ペアは大きく動く傾向があります。
たとえば、東京市場がオープンしている9:00~15:00であれば、ドル円やユーロ円、ポンド円など、日本円を含む通貨ペアの動きが活発化します。
ロンドン市場がオープンしている時間帯であれば、ユーロの動きが活発化し、さらに22時以降のニューヨーク市場オープンも加われば、ユーロドルの値動きは非常に活発になります。
このように、各通貨が使用される市場のオープン時間を狙って、トレードすれば、より大きなリターンを狙うことができます。
ドルストレートのみを狙う
ドルストレートとは、ドル/円、ポンド/ドル、ユーロ/ドル、豪ドル/米ドルのように、取引通貨か相対通貨にドルを含む通貨ペアのことです。
ドルストレートは、ドルを含まないクロス通貨に比べると、値動きが素直で予測しやすい値動きが素直で予測しやすいと言われています。
また、ウォッチしておかなければならない通貨も、ドルと日本円、ドルとユーロなど、2種類で良いので、クロス通貨に比べると少ない情報でのトレードが可能です。
予測の難易度から考えて、ドルストレートだけを狙っていくというのは、有効な選び方ではないかと考えられます。
クロス円のみを狙う
東京市場がオープンしているとき、クロス円は比較的同じ値動きをする傾向にあります。
そのため、いろいろなクロス円の状況をチェックしながら複数トレードする方法も有効になります。
また、東京市場の株式市場の影響を強く受けるため、日経平均株価やTOPIXが上がっている時はHIGHを仕掛け、日経平均株価やTOPIXが下がっているときはLOWを仕掛けるのが基本です。
ハイローオーストラリアで取引可能なクロス円の通貨ペアは、ユーロ円、ポンド円、スイスフラン円、カナダドル円、豪ドル円、ニュージーランドドル/円です。
このうち、東京市場のオープン時に、豪ドル/円はシドニー市場の影響を、ニュージーランドドル/円はウェリントン市場の影響を受けます。
これらのクロス円は避け、東京市場の影響が相対的に大きくなるクロス円で東京市場のオープン時に取引すれば、予測が行いやすくなるでしょう。
バイナリーオプション初めての方はこの通貨ペアがオススメ
毎年バイナリーオプションに挑戦している人は増えています。しかし、為替相場のことについて右も左も分からない初心者にとって、どの通貨ペアを取引すればよいのか迷うところでしょう。
ここからは、これまでの情報をもとに、初心者にとってオススメの通貨ペアを紹介していきます。
ユーロ/ドル
初心者にまずオススメしたいのがユーロ/ドルです。取引量世界一の通貨ペアとあって、テクニカル分析がハマりやすいのが特徴です。FXも含めてトレード人口が多いので、予測するための情報が非常に豊富なこともオススメしたい理由のひとつです。
ユーロ/ドルは特にニューヨーク市場がオープンしている時に、値動きが大きくなります。ニューヨーク市場がオープンしてから30分後くらいに、相場の方向性が決まってからエントリーしていけば、より上手なトレードができるでしょう。
ドル/円
ドル/円も初心者におすすめの通貨です。ドル円も情報量が多く、取引量も多いことから、比較的予測しやすい通貨ペアです。値動きも他の通貨ペアに比べると激しくないため、初心者にとっては取っ付きやすい通貨ペアと言えるでしょう。
また、日経平均株価との関連性が強いことから、株の知識があれば精度の高いトレードができるはずです。
さらに、良く値動きする時間帯は、東京市場がオープンしているときはもちろん、ロンドン市場やニューヨーク市場がオープンしているときも該当します。そのため、サラリーマン、学生、主婦など、いろいろな属性のトレーダーが参加しやすい環境にあります。
ユーロ/円
クロス円は株式市場との関連性が強いため、おすすめの通貨ペアです。中でもユーロ/円は、取引量が多いことから流動性が高く、予想しやすい傾向にあります。
東京市場のオープン時に、株式市場の様子を見ながらトレードすれば、予測の精度が上がるはずです。また、ほとんどのバイナリーオプション業者でトレードができるようになっているため、誰でも手軽にトレードすることができます。
ポンド/円
ポンド/円は値動きの激しさから、初心者にとって少しハードルの高い印象を受けるかも知れません。
しかし、ボラティリティがそれほど高くならない東京市場に、ドル円や、ユーロ円、カナダドル円、スイスフラン円などクロス円の値動きをウォッチしながら予想を立てていけば、初心者が取引することも決して難しくはないでしょう。
国内業者のようにペイアウト率が変化する場合、ポンド円のボラティリティの高さを活かせば、より大きなリターンを得られるようになるはずです。
まとめ
今回はバイナリーオプションの通貨ペアについて解説しました。
通貨ペアの仕組みやレートの見方、さらに通貨ペアごとの特徴をしっかりと理解し、取引する通貨ペアを選択しましょう。
通貨ペアはたくさんありますが、基本的には取引量の多いメジャーなものがおすすめです。
各通貨ペアには値動きの特徴が豊富なので、トレード手法、ライフスタイル、トレード経験などから、自分に合う通貨ペアでトレードすることが大切です。
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