【2019年10月2週目】バイナリーオプション相場予測
今週10月7日月曜日~10月11日金曜までの為替相場を予想していきます。
まずチェックしておきたいには先週発表された雇用統計の結果です。予想よりも悪い数値が発表されたことから、発表後にはドル売りの動きが見られました。
今週もその流れが続くのか、注目が集まります。
また、今週も重要な経済指標がいくつか発表され、流れを変えるファクターになる可能性があります。今週の予想に関しては、テクニカル面はもちろん、ファンダメンタルズ面にも注目する必要があるでしょう。
目次:
今週の通貨ペアの動き【10月2週目】
今週の主要通貨ペアの値動きを予測していきます。
基本的には中長期的なトレンドに沿って予想するのが確実ですが、反発にも注意したいところです。
ドル円の動き
先週の動きをみると、月曜日と火曜日の途中までは値上がりしたものの、その後ダブルトップを形成して、値下がりが続いています。
雇用統計の結果が悪かったこともあり、今週も円高ドル安の傾向が続く可能性が高い状況にあります。
一方で反発には注意が必要です。日足で4本連続陰線が出現しており、そろそろ反発が見られてもおかしくありません。
ハイローでは基本的には値上がりに気を付けながら「LOW」で仕掛けていくと良いでしょう。
基本的には「Low」
ユーロ円の動き
先週のユーロ円は中長期的なトレンドに沿って下落傾向が続きました。
月曜日から木曜日までのチャートを見ると、日足で陰線が続いています。ユーロや円に影響を及ぼす材料が発生しなければ、今週も下落トレンドが継続すると見て間違いなさそうです。
9月の上旬に発生した上昇傾向は完全に終了したと判断できるので、さらに値下がり幅が大きくなる可能性もあります。
反発に気を付けながらも、積極的に「LOW」で攻めていくことをお勧めします。
積極的に「LOW」
ユーロドルの動き
先週のユーロドルはそれまでの流れと変わり、値上がりが続きました。
月曜日以外は日足で陽線が出現しています。また金曜日に発表された雇用統計の結果が悪かったため、今週もドル売りユーロ買いの動きが継続する可能性があります。
ただ中長期的なテクニカルをチェックすると、下落相場のまっただ中です。反発は一時的なもので、まだまだ下落する可能性が強いと判断できます。中長期的には下落、来週に限って見ると、微妙なところと言えます。判断に自信が無ければ、トレードを見送るのも選択肢の一つです。
判断に自信がなければ「LOW」
今週の重要経済指標【10月2週目】
今週の重要な経済指標をチェックしていきます。今週は雇用統計を中心に重要な指標が発表されました。今週も先週ほどではないにしても、重要な経済指標が多数発表されます。あらかじめチェックしておくことでスムーズに取引できるようになるでしょう。
日本・国際収支08月
今週まずチェックしておきたい経済指標は10月8日火曜日に発表される日本の国際収支です。前回の結果は19999億円でした。今回はそれを上回る21081億円と予想されています。
前回は予想と大きく異ならなかったため、指標発表後ドル円でマイナス1.4pipsしか変動しませんでした。今回は21000億円前後という結果であれば、大きな値動きは見られないでしょう。
アメリカ・FOMC議事録 09月
10月10日木曜日の未明に発表される注目指標がアメリカ・FOMC議事録です。年に8回開催されるFOMCの議事録を要旨にまとめたものです。
指標発表時に大きく値動きすることは稀ですが、市場の行方を判断する材料として、重要なものになります。議事録で発表される各委員の意見に注目が集まります。
アメリカ・消費者物価指数09月
10日木曜日にはアメリカの消費者物価指数が発表されます。アメリカ労働省の労働統計局が財やサービスについて価格の変化を調査して指数化したものです。前回ドル円でマイナス12.7pips変動したことから、今回も指標発表後に大きく値動きする可能性があります。
今回の予想は前回と同じ0.1%です。予想通りの数値が発表されれば大きな値動きは見込まれませんが、予想より大きければドル買い、小さければドル売りの値動きが見られるでしょう。
アメリカ・新規失業保険申請件数09/29-10/05
10日木曜日には新規失業者保険申請件数が発表されます。失業者が失業保険給付を初めて申請した件数を集計して発表するものです。数値が大ければ景気が悪く、数値が小さければ景気が良いことを意味します。
景気の動向に対して敏感に反応することから、景気の先行き指数として用いられることが多々あります。指標発表後は数pips動く程度のことが多いですが、中長期的な為替相場のトレンドを見極めるためにもチェックしておきたい指標と言えます。
アメリカ・輸入物価指数 09月
今週の最終日、10月11日金曜日に発表されるのが、9月のアメリカ・輸入物価指数です。8月の発表では+13.7pips値動きしたことから、今回ピックアップしてみました。
毎月中旬に輸入した財やサービスの価格変動を指数化した指標です。物価指数のうち、生産者サイドの物価に関する先行指標として注目されています。前回はマイナス0.5%、今回の予想は0.0%となっています。
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