【2019年9月3週目】バイナリーオプション相場予測
今週9月16日月曜日~20日金曜日までの相場予測を行っていきます。
先週までの主要通貨ペアの動きを見ると、中長期的な方向感が定まっているため、比較的予測のしやすい相場だったと言えるでしょう。
今週はFOMCなどの重要な経済指標が発表されます。
予想と異なる結果が発表されれば、相場の流れが一変する可能性もあります。そのため、しっかりと結果をチェックすることをお勧めします。また、相場の流れを予想するためにも、テクニカルと併せて判断材料にしましょう。
目次:
今週の通貨ペアの動き【9月3週目】
今週の主要通貨ペアの値動きを予測していきます。先週は木曜日以降、ドル買いの動きが見られ、相場が大きく動きました。今週もその流れが続くのか注目です。
ドル円の動き
先週は月曜日から金曜日まで一貫して値上がりし、108.1円付近で終了しました。今週もその流れが続くのでしょうか。値上がりが続いた場合、次に意識されるのは109円となりそうです。もし109円を越えてくれば、本格的な上昇局面に入る可能性が高くなります。
反対に109円、あるいはそれまでに上昇がストップすれば、再び下落局面に入る可能性が高くなります。109円を超えれば「HIGH」、109円以下では「LOW」で戦略を考えておくのが良いでしょう。
109円を超えれば「HIGH」、109円以下では「LOW」
ユーロ円の動き
ドル円と同様、ユーロ円も先週値上がりが続きました。今週もその流れが続くのか注目ポイントです。トレンドラインなどを考えると、次に意識されるのは121円付近です。ここを越えてくると、下降トレンドから上昇トレンドへ転換する可能性が高くなります。
ただ、現時点では中長期的な下落トレンドの最中にあるので、基本的には「LOW」で勝負することをお勧めします。反対にもしもトレンドの転換が起これば、「HIGH」に戦略を切り替えると良いでしょう。
下降トレンドのため基本的に「Low」
ユーロドルの動き
先週のユーロドルは週半ばに度下落した後、木曜日と金曜日に反発を見せました。
ただ、中長期的な下落トレンドの最中にあるため、再び下落する可能性が高いでしょう。金曜日の日足の陽線でも上ヒゲが見られるため、ユーロ売り・ドル買いの圧力が強いと判断できます。
そのため、基本的には「LOW」を考えておくことをお勧めします。ただ、FOMCなどの経済指標の結果次第では、相場の流れが急変します。経済指標も注視しながらトレードするようにしましょう。
ユーロ売り・ドル買いの圧力が強いと判断して「Low」
今週の重要経済指標【9月1週目】
今週の重要な経済指標をチェックしていきます。今週の注目は何と言っても英国とアメリカの政策金利発表です。特にアメリカのFRB政策金利(FOMC)では利下げが予想されていて、発表の結果次第では大きな値動きが期待されます。
中国・小売売上高 08月
まず注目すべき経済指標は16日月曜日に発表される中国・小売売上高08月です。毎月発表され、ここ数年は減少傾向にあることが確認できます。前回の結果は7.6%と、予想を1%下回ったため、世界経済の減速が懸念されました。
今回の予想は7.9%となっています。予想を上回るのか下回るのか注目ポイントと言えるでしょう。予想を上回れば、世界経済に良い印象を与えるので、ドル買いの動きが見られるでしょう。
アメリカ・鉱工業生産指数 08月
17日火曜日にはアメリカ・鉱工業生産指数が発表されます。FRBが鉱工業部門の生産活動状況を指数化したもので、景気全般の動向と密接な関係があると言われています。毎月発表されるため、景気状況の速報として利用できます。
鉱工業生産指数に加えて設備稼働率が発表されます。今回の予想は生産指数0.2%、設備稼働率77.6%となっており、前回と大きく変わらない見込みです。ただ、生産活動の状況を知れる指標なため、市場の関心は高くなっています。
日本・日銀政策金利 09月
19日木曜日に発表される注目指標が日本・日銀政策金利09月です。年8回発表される指標で、市場の注目が集まります。2016年1月の決定会合でマイナス金利が導入されて以降、マイナス0.1%の政策金利が続いています。
今回もマイナス0.1%と発表される予想で、大きな変化は無い見込みです。ただ、発表直後にやや大きな値動きが見られることがあるため、チェックしておきたい指標と言えます。
アメリカ・FRB政策金利(FOMC) 09月
今週もっとも注目が集まる指標が19日木曜日未明に発表されるFOMCです。前回は予想通り利下げが発表されたものの、ドル円で+20pips以上変動しました。今回も利下げの発表が予測されていて、市場に大きなインパクトを与えることが予想されます。
毎回上限金利と下限金利が発表され、今回の予想は上限2.00%、下限1.75%となっています。一時的にドル売りが強まる可能性があります。ただ、市場の反応を予測することは難しく、前回のようにドル買いの動きが見られる可能性もあり、慎重な判断が求められます。
英国・英中銀政策金利 09月
19日木曜日の夜には英国の政策金利が発表されます。ここ一年間の政策金利水準は0.75%で推移していて、今回も同じ金利の発表が予測されます。
予想通りに発表されれば大きな値動きはないでしょう。ただ、議事要旨も同時に発表されるため、今後の英国経済の行方を予想するためにも、しっかりとチェックしておきたい指標です。
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