【2019年12月1週目】バイナリーオプション相場予測
12月2日月曜日～12月6日金曜日までの相場予測を行っていきます。
先週の為替相場はそれまでの値動きが変化し、再び中長期的な方向へ値動きが進みました。今週もさらにその流れが進みそうです。
今週注目なのはアメリカの雇用統計です。
前回を上回る数値が予想されており、予想通りの数値が発表されれば、さらにドル買いの動きが見られる見込みです。また、指標発表時には短期的に大きな値動きが発生する可能性もあり、ハイローでは絶好のチャンスと言えるでしょう。
目次:
今週の通貨ペアの動き【12月1週目】
今週の通貨ペアの動きを見ていきます。
今週もテクニカルとファンダメンタルズ両面で分析すると、精度の高い予想ができそうです。
ドル円の動き
先週のドル円相場を見ると、水曜日までは一貫して円安ドル高の流れが見られました。
水曜日には60pips上昇し、節目の水準も突破しています。木曜日と金曜日は利益確定売りなどの影響で下落しましたが、下落幅は小さいものでした。
このため、今週も上昇局面が続く可能性が高いと考えられます。ハイローでは「HIGH」を選択するとよいでしょう。雇用統計もあるので、大きな利益を狙うチャンスです。
上昇局面が続く可能性が高いため「HIGH」
ユーロ円の動き
先週のユーロ円は一週間を通して上昇が見られました。
これはドル円の上昇につられたことや、先々週の下落相場から反発したことが影響していると考えられます。
今週もドル円では上昇トレンドが続く可能性が高いため、ユーロ円のハイローでは「HIGH」を選択するとよいでしょう。ただし上昇局面が続いていることから、一時的な下落には注意が必要です。
上昇トレンドが続く可能性が高いため「HIGH」
ユーロドルの動き
先週のユーロドルは値動きの方向感が定まらない局面が続きました。
今週のユーロドルは、中長期的なトレンドやドルの強さを考えて、下落局面に入るのではないかと予想できます。
先週もみ合いが続いたことも考えれば、強いトレンドを発生させる余力を十分に蓄えていると言えるでしょう。ハイローでは「LOW」を選択するのがお勧めです。
強いトレンドが発生する可能性が高いため「LOW」
今週の重要経済指標【12月1週目】
12月の1週目ということで、アメリカの雇用統計をはじめ市場の注目が大きい経済指標が数多く発表されます。
あらかじめ予想をチェックしておき、トレードに活かしましょう。
アメリカ・ISM製造業景気指数11月
今週の注目のひとつに、3日火曜日に発表されるアメリカ・ISM製造業景気指数があります。全米の製造業350社へアンケートを実施。その結果をもとに景況感が表されます。雇用統計の先行指標としても注目されています。
前回の結果は48.3。今回の予想はそれを上回る49.5となっています。予想通りの数値が発表されれば、大きな値動きは起こらないでしょう。予想を上回れば、ドル買いの動きが見られる見込みです。
豪・中銀政策金利 12月
3日火曜日に発表されるもう一つの注目指標が、オーストラリア中央銀行の政策金利です。
ここ数年は利下げが続いており、さらなる利下げが行われるか注目されます。
前回は0.75パーセントという金利水準が発表されました。今回も同じ水準の発表が予想されています。もし予想と反して利下げが行われると、為替相場に大きな影響を及ぼすでしょう。要チェックの指標です。
アメリカ・ISM非製造業景気指数 11月
5日木曜日に発表されるのが11月のアメリカ・ISM非製造業景気指数です。
全米の非製造業375社にアンケートを行って、景況感が表されます。前回は予想よりも良い結果が発表されたため、発表直後ドル円でプラス10.2pips動きました。
前回の数値は54.7。今回の予想は54.5となっています。前回のように、予想より1ポイント程度外れると比較的大きな値動きが見られる見込みです。予想よりも良ければドル買い、悪ければドル売りの流れになるでしょう。
アメリカ・貿易収支10月
5日木曜日に発表されるのが10月のアメリカ・貿易収支です。
アメリカから海外へ輸出した材やサービスの金額と、海外から輸入した財やサービスの金額の差額が表されます。
前回は525億ドルの赤字額でしたが、今回の予想は赤字額が減少して487億ドルの赤字となっています。赤字額が小さくなるとドルの需要が高まるため、ドル買いの傾向が見られるでしょう。また、予想と結果の乖離にも注目です。
アメリカ・耐久財受注10月
6日金曜日に発表されるのが10月のアメリカ・耐久財受注の件数です。
製造業4000社を対象に自動車や家具など耐久財の新規受注額を集計した指標です。
指標自体は為替相場に大きな影響を与えることは稀です。ただ、景気の先行き指標として参考になるので、発表結果をチェックしておくことをお勧めします。
アメリカ・雇用統計11月
6日金曜日の夜に発表されるのが、大注目のアメリカ・雇用統計です。
前回の結果は予想の8.5万人を大きく上回る12.8万人でした。この結果を受け、ドル円では22.1pips円安ドル高方向へ値動きが起こりました。
今回の予想は前回を上回る19万人です。予想通りの数値が発表されれば、ドル買いの動きが見られるでしょう。ただし、ある程度予想は織り込み済みであるため、大きな値動きは見られないかも知れません。予想と発表された結果がどれだけ乖離しているかにも注目しましょう。
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