【2019年12月2週目】バイナリーオプション相場予測
12月9日月曜日~12月13日金曜日までのバイナリーオプション予測を行っていきます。
先週は堅調な雇用統計の結果が発表されたため、今週も株式市場では強気な相場が予測されます。為替市場でもドル買いを中心に、株式市場に続くことができるのか注目です。
今週発表の経済指標ではFRB政策金利(FOMC)やECB政策金利など、為替市場に大きなインパクトを与える材料が目白押しです。重要指標をしっかりとチェックしながらトレードを行っていきましょう。
目次:
今週の通貨ペアの動き【12月2週目】
今週の通貨ペアの動きを見ていきます。
主要通貨ペアの値動きを見ると、ここ数週間レンジ相場の傾向が続いています。今週もその動きが継続するかが注目点です。
ドル円の動き
先週のドル円相場を見ると、水曜日以外は下落傾向にありました。
数か月単位で見れば、レンジ相場を形成しており、現在はちょうど下限にあたる位置で値動きしています。
今週はテクニカルで見れば上昇する可能性が高く、ハイローでは「HIGH」でトレードすることをおススメします。ただしレンジの下限を割ることがあれば、さらなる下落もあるので注意が必要です。
上昇する可能性が高いため「HIGH」
ユーロ円の動き
先週のユーロ円の動きは上昇したり下落したりと、方向感をつかむのが難しい相場でした。
ただし、中長期的には下落トレンドであるため、今週は下落基調になる可能性は高いでしょう。
ハイローでは「LOW」がおススメです。注意点としては、クロス円の動きにつられて上昇する可能性があるということです。ドル円の動きを見ながらトレードしましょう。
下降トレンドのため「LOW」
ユーロドルの動き
先週のユーロドルの値動きを見ると、上昇したり下落したりと方向感が定まらない値動きが続いていました。
しかし、6日金曜日に堅調な雇用統計の発表を受けると、ドル買いが進み大幅な値下がりが見られました。
今週もその流れが続く可能性が高いと見られます。また中長期的なテクニカルを見ても、下落基調にあります。ハイローでは「LOW」を選択しておけば、まず間違いはないでしょう。
下落基調のため「LOW」
今週の重要経済指標【12月2週目】
雇用統計の発表があった先週ほどではありませんが、今週も重要な経済指標が多数発表予定です。
しっかりとチェックして、バイナリーオプションの取引の参考にしましょう。
ドイツ・ZEW景況感指数 12月
0日火曜日に発表されるのがドイツZEW景況感指数です。
ドイツの欧州経済研究センターが半年の景気見通しについて、350人を対象に行ったアンケート調査をもとに算出しています。0を上回ると好況、0を下回ると不況という判断になります。
1年以上マイナスの値が続いていましたが、前回はマイナス2.1と回復基調が見られました。今回の予想はプラス3.5となっています。結果が良ければユーロ買いの動きが見られるでしょう。
アメリカ・消費者物価指数11月
11日水曜日に発表されるのがアメリカの消費者物価指数です。
前回は予想の0.3%を上回る0.4%という結果でした。結果を受けて、指標発表直後にドル円でマイナス8.8pips変動しました。
今回の予想は0.2%となっています。今回も予想を上回る結果、つまり物価上昇幅が大きければドル売り、予想を下回る結果であればドル買いの動きが見られそうです。発表直後に大きく値動きする可能性があるので、しっかりとチェックしておきましょう。
アメリカ・FRB政策金利(FOMC) 12月
最も注目の指標のひとつが、12日木曜日未明に発表されるアメリカ・FRB政策金利です。通称FOMCと呼ばれる会合では政策金利が発表されます。前回は上限金利1.75%、下限金利1.50%でした。
今回の予想も上限金利1.75、下限金利1.50%です。今のところ予想通りの結果が発表される見込みですが、もしも予想が外れれば大きな値動きが期待できそうです。
スイス・中銀政策金利 第4四半期
12日木曜日に発表される2つめの政策金利がスイス・中銀政策金利です。
スイス国立銀行によって3か月単位というやや長めの金利の誘導目標が対象になります。
ここ数年はマイナス0.75%という金利水準に落ち着いており、今回も同じ金利が発表される見込みです。万が一異なる数値が発表されると、スイスフランを中心に大きな値動きがありそうです。
ユーロ・ECB政策金利 12月
アメリカのFOMCと並んで注目なのがユーロ・ECB政策金利です。
ECB理事会によって決定される政策金利は6週間ごとに発表されます。
ここ数年の政策金利は0%が続いていて、今回も同じ水準が発表される見込みです。ただし、予想と異なる結果が発表されると、各通貨ペアに大きな値動きをもたらす可能性があります。
アメリカ・小売売上高 11月
13日金曜日に発表されるのが11月のアメリカ・小売売上高です。
アメリカ国内で販売されている小売業・サービス業の売上高が集計され発表されます。GDPの7割が個人消費を占めるアメリカでは、注目度の高い指標となっています。
前回は前月比で0.3%という結果が発表されています。今回の予想はそれを上回る0.4%です。予想以上の結果が出れば、大幅なドル買いが見られるでしょう。今後のアメリカ経済の動向を占う上でも注目したい指標です。
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