【2020年1月2週目】バイナリーオプション相場予測
1月13日月曜日から1月17日金曜日までのバイナリーオプション相場予測を行っていきます。
先週は株式相場、為替相場ともに不安定な中東情勢に左右される展開が続きました。中東情勢のインパクトは強く、ドル円では一時的に107円台まで急落しました。
また、先週は雇用統計も発表されました。予想を下回る結果が発表されたものの、相場に与える影響は大きくなさそうです。先週に引き続き今週もイランとアメリカの関係に関するニュースで相場が動く展開になりそうです。
目次:
今週の通貨ペアの動き【1月2週目】
今週の通貨ペアの動きはどうなるのでしょうか。地政学的リスクが高まっているため、予測するのは難しくなっているというのが現状です。
しかし、中長期的な動きを見極めるためにも、テクニカル面とファンダメンタルズ面からしっかりと分析を行っておくことが大切です。
ドル円の動き
先週、ドル円は中東情勢悪化の懸念から、一時的に107.6円付近まで円高ドル安が進みました。しかしその後は回復を見せ、109.5円付近で推移しています。
中東情勢の悪化や雇用統計の結果が良くなかったものの、大きく下落することはありませんでした。中長期的には円安方向に動いていく可能性が高そうです。テクニカルのレジスタンスは109.7円付近です。ここを抜ければ110円に向かって値動きするでしょう。
109.7円を抜ければ「HIGH」
ユーロ円の動き
2018年の初期から続く下降トレンドは、テクニカル面から判断するとすでに終了しているとの見方もあります。それが正しければ、レンジ相場か上昇トレンドに突入する可能性が高いでしょう。
ハイローでは「HIGH」を軸にエントリーすると良いでしょう。ただし、短期的には中東情勢の影響を大きく受けそうなので、引き続き発表されるニュースに注意しておきましょう。
基本的には「HIGH」
ユーロドルの動き
テクニカル的にはトレンドを掴むことが難しくなっています。
2018年前半から続く下降トレンドが徐々に弱まってきており、上昇の兆しも見られます。一方で短期的には上昇したり下落したりしており、レンジ相場となっています。
レジスタンスラインとサポートラインを引きながら、レンジの上限では「LOW」、レンジの下限では「HIGH」でエントリーするとうまく行くでしょう。
ただし、中東情勢の悪化などのニュースがあれば、テクニカル通りに動かない可能性があるので注意が必要です。
レンジの上限では「LOW」、レンジの下限では「HIGH」
今週の重要経済指標【1月2週目】
先週は雇用統計の発表がありました。今週は先週ほどではないにしても注目の経済指標が発表されます。
発表後のボラティリティを利用して稼げるように、しっかりと予想をチェックしておきましょう。
経済指標では予想と結果の差に注目することが大切です。差が大きいほど、短期的なボラティリティが大きくなり、利益を出すチャンスとなります。
アメリカ・消費者物価指数12月
今週まず注目したい指標が14日火曜日に発表されるアメリカ・消費者物価指数です。ここ数年はアメリカ国内のインフレ傾向が反映されて、前月比でプラスの数値の発表が続いています。
前回の結果はプラス0.3%、今回の予想はプラス0.2%となっています。予想よりも数値が大きければドル安、小さければドル高の傾向が見られるでしょう。
英国・消費者物価指数12月
アメリカの消費者物価指数が発表された次の日には英国の消費者物価指数が発表されます。
前回の結果は0.2%、今回は0.1%と予想されています。
予想よりも大きな数値が発表されればポンド安の傾向が、小さな数値が発表されればポンド高の傾向が見られそうです。
トルコ・中銀政策金利1月
16日木曜日に発表されるのがトルコの中銀政策金利です。
トルコ中央銀行が年に8回の金融政策会合で決定する政策金利です。
ここ数か月は利下げが続いていて、今回もその流れが続くと予想されています。前回の結果は12%、今回の予想は11.63%となっています。トルコリラを中心に大きな影響を及ぼすでしょう。
アメリカ・小売売上高12月
16日木曜日に発表される指標が12月のアメリカ・小売売上高です。
アメリカ国内の小売業とサービス業の売上高に関して、前月比の数値が発表されます。個人消費の動向を表す指標として注目されています。
ここ数年はアメリカ経済の好調を表すようにプラスの値が発表されていて、今回もプラスの結果が発表される見込みです。
前回の結果はプラス0.2%、今回の予想はプラス0.3%です。予想と大きく異なる結果が出れば、ドルの通貨ペアに大きな値動きがあるでしょう。
中国・実質GDP第4半期
1月17日金曜日に発表される注目指標が中国の実質GDPです。今回は第4四半期の結果が発表され、前回の結果と同じプラス6.0%が予想されています。
予想が大きく外れることはめったにないので、ハイローに関しては大きなチャンスは来ないでしょう。ただし、世界第二位の経済大国の経済情勢を知っておくために、結果はしっかりとチェックしておきましょう。
アメリカ・鉄工業生産指数12月
1月17日金曜日に発表されるのがアメリカの鉄工業生産指数です。FRBが鉄工業部門の生産活動を指数化していて、GDPとの強い相関があることで注目されています。.3万人を上回る26.6万人という結果が発表されたことにより、ドル円で34.1pips、円安ドル高方向に動きました。
今回の予想はプラスマイナスゼロとなっています。前回の結果は1.1%、改定値がマイナス0.9%だったため、今回は若干の回復が見込まれています。
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