【2020年1月4週目】バイナリーオプション相場予測
1月27日月曜日から1月31日金曜日までのバイナリーオプション相場予測を行っていきます。
先週は中東情勢が一段落を迎えたものの、新型コロナウィルスの問題が浮上しました。
ウィルス問題が発生したことにより、株価やドル円の上値は重くなっています。今週も新型コロナウィルスの問題が続くと予想され、方向感の見えにくい展開になる可能性が高いでしょう。
目次:
今週の通貨ペアの動き【1月4週目】
今週の通貨ペアの動きはどうなるのでしょうか。新型コロナウィルスのリスクが高まることで特徴的な値動きをする通貨は円です。リスク回避の動きから円買いの傾向が見られるでしょう。
一方でユーロやドルに関しては、方向感を読むのが難しい局面をむかえています。テクニカル面やファンダメンタル面を考えて慎重なトレードを心がけましょう。
ドル円の動き
先週は中東情勢が一段落したことから、再びドル高円安方向へのレートの動きが見られていました。しかし、それまでの上昇幅が大きかったことで利益確定売りが見られたことや、中国で発生した新型ウィルスの問題により、先週の火曜日からは一貫して下落傾向にあります。
来週も新型ウィルス問題が予断を許さないため、リスク回避によって円買いが進む可能性が高いでしょう。
一時的な反発に気をつけながら、ハイローでは「LOW」で勝負することをおすすめします。
一時的な反発に気をつけながら「Low」
ユーロ円の動き
先週のユーロ円は、ドル円と同じく下落が続きました。サポートになるのは120.2円~120.4円で、テクニカル的には上昇に転じそうです。しかし、新型コロナウィルスの問題が発生したことで、来週も下落する可能性が十分にあります。
一方でウィルスの問題解決に向けた道筋が見えた場合は、サポートで反発する可能性が高いです。「HIGH」で勝負するのか「LOW」で勝負するのかは、最新のニュースをチェックして決めましょう。
最新のニュースで判断
ユーロドルの動き
先週のユーロドルは水曜日までは持ち合い相場でしたが、木曜日以降は下落局面を迎えています。
次に意識されるポイントは1.1000です。ここで反発しなければ、さらに下落する可能性が高くなります。
1.1000という数値を意識して、反発すれば「HIGH」、しなければ「LOW」で勝負するとよいでしょう。
少し方向感を読むのが難しい局面なので、勝負をしないという選択を取るのも一つの手でしょう。
反発すれば「HIGH」しなければ「LOW」
今週の重要経済指標【1月4週目】
今週も重要な経済指標が多数発表されます。新型コロナウィルスの問題に注目が行きがちですが、経済指標もしっかりとチェックしておきましょう。
FOMCやアメリカの実質GDPなどが、今週注目の指標です。これらの指標は基軸通貨の米ドルに大きな影響を与えることがあるので、要チェックです。
アメリカ・新築住宅販売件数12月
今週まず注目したい経済指標は1月28日火曜日に発表されるアメリカ・新築住宅販売件数です。
ここ最近はアメリカ経済の好調を受けて右肩上がりの数値が発表されています。
前回の結果は71.9万件、今回の予想は73.1万件となっています。発表結果が良いほどドル買い、悪いほどドル売りの傾向が見られるでしょう。
アメリカ・耐久財受注(速報値)12月
新築住宅販売件数と同じ日に発表されるのがアメリカ・耐久財受注の速報値です。
前月比の結果がプラスかマイナスの数値で発表されます。前回はプラス1.5%という予想に反してマイナス2.0%という結果になりました。
前回は発表結果を受けてドル円でマイナス5.5pips変動しました。今回の予想はプラス0.9%となっています。予想よりも良ければドル買い、悪ければドル売りの動きが見られるでしょう。
豪・消費者物価指数第4四半期
29日水曜日に発表される経済指標がオーストラリアの消費者物価指数です。
今回は昨年の第4四半期のデータが発表されます。
前回発表された第3四半期のデータの結果は前期比で0.5%、前年比で1.7%でした。今回の予想は前期比で0.6%、前年比で1.7%となっています。結果は豪ドルに影響を与えそうです。
アメリカ・FRB政策金利(FOMC)1月
30日木曜日の未明に発表されるのがアメリカFRB政策金利、FOMCです。
昨年の夏ごろから段階的に利下げが行われていますが、今回は前回と同じ金利水準をキープすると予想されています。
前回の結果は上限金利が1.75%、下限金利が1.50%でした。サプライズがあれば大きな値動きがあるので、要チェックの指標です。
英国・英中銀政策金利1月
30日夜に発表されるのが英国の英中銀政策金利です。
今回の予想は前回の結果と同じ0.75%です。サプライズの可能性は低いと見られ、発表直後も特に目立った相場の動きは無さそうです。
ただし、英中銀の金融政策会合(MPC)では政策金利発表のほか、債券購入プログラムの決定、議事要旨などが同時に発表されます。中長期的な値動きを予測する上で重要な経済指標と言えるでしょう。
アメリカ・実質GDP(速報値)第4四半期
同じく30日の夜に発表されるのがアメリカ実質GDPです。
前回は予想を上回る結果が発表されたため、発表直後ドル円でプラス9.1pips変動しました。
今回の予想は実質GDPで2.2%となっています。予想よりも結果が良ければドル買い、悪ければドル売りの傾向が見られるでしょう。
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