【2020年2月1週目】バイナリーオプション相場予測
2月3日月曜日から2月7日金曜日までのバイナリーオプション相場予測を行っていきます。
先週から新型コロナウィルスの問題がニュースの話題で中心となっていて、市場はそのことで敏感になっています。
先週のマーケットは株価の下落、円高、ドル安となり、リスクオフの動きが見られました。今週の注目ポイントは先週からのリスクオフの動きが継続するのかということです。コロナウィルス関連のニュースをチェックしながら、慎重にトレードを行いましょう。
目次:
今週の通貨ペアの動き【2月1週目】
今週の通貨ペアの動きはどうなるのでしょうか。新型コロナウィルスのニュース次第といったとことですが、テクニカル分析も欠かせません。
新型ウィルスに関する問題解決の兆しが見られれば、株高とともに中長期的なトレンドの値動きが見られるでしょう。
ドル円の動き
ドル円は先々週の途中から下落傾向にあります。2週間で150pips以上の大幅下落を見せています。そろそろ反発するのではないかというのが市場心理でしょう。
先週の終値は108.35円でした。ここから一時的に反発する可能性が十分にあります。
新型コロナウィルス関連で特別ネガティブなニュースが無ければ、「HIGH」で勝負してみるとよいでしょう。
特別ネガティブなニュースがなければ「HIGH」
ユーロ円の動き
先週のユーロ円は、120円前後でレンジ相場が続いていました。テクニカル的にも120円付近がサポートとなっており、今週のユーロ円は上昇する可能性が大いにあります。
テクニカル的には123円付近まで上昇する可能性もあり、ハイローでは大きなチャンスとなるでしょう。ただし、ユーロ円に関しても新型コロナウィルスのニュースに気を付けながら、慎重なトレードが求められます。
テクニカル的に上昇する可能性が高いため「HIGH」
ユーロドルの動き
先週のユーロドルは前半までは下落基調でしたが、その後は上昇基調に転じ、金曜日には70pipsほどの急騰を見せています。
テクニカル的には1.100～1.125の中で行ったり来たりしているため、この範囲の上限付近では「LOW」、下限付近では「HIGH」でトレードすると良いでしょう。
1.100～1.125の中で上限付近で「LOW」、下限付近では「LOW」
今週の重要経済指標【2月1週目】
今週は2月の第一週ということで、市場注目度の非常に高い経済指標が発表されます。
雇用統計など、短期的な値動きで大きな利益をもたらしてくれる指標もあります。ハイローでは大きなチャンスとなるので、各経済指標をしっかりとチェックしておきましょう。
アメリカ・ISM製造業景気指数1月
まず今週注目したい経済指標は火曜日発表のISM製造業景気指数です。
ISMが全米の製造業350社へのアンケート調査によって景況感を表した指標です。景気の先行指標としても意識されています。
50よりも数値が高ければ好況、50よりも数値が低ければ不況と判断することができます。前回の数値は47.2、今回の予想数値は48.4です。もちろん、数値が良いほどドルが買われる傾向にあります。
豪・中銀政策金利2月
火曜日2つ目の注目指標が豪・中銀政策金利です。
オーストラリア準備銀行(RBA)が毎月第一火曜日開催の理事会で政策金利が決定されます。
前回の発表金利は0.75%、今回も0.75%と発表される予定です。もし予想が外れることがあれば、豪ドルを中心に為替レートに大きな影響を与えそうです。
アメリカ・耐久財受注12月
水曜日に発表される注目の経済指標がアメリカ・耐久財受注です。
自動車や家具などの耐久財の新規受注額が発表されます。
毎月、前月比が発表され、前回は2.4%増加、今回の予想は2.3%増加と予想されています。予想よりも上回ればドル買いの傾向となり、プラスの数値でも予想より下回ればドル売りが見られる可能性があります。
アメリカ・ADP雇用者数1月
水曜日に発表される注目指標にアメリカ・ADP雇用者数があります。
ADP社が全米50万社、2400万人のデータをもとにして、雇用者数の増減が発表されます。雇用統計との相関性が高く、同経済指標の先行指標としても注目されています。
結果は前月比として発表されます。前回の結果はプラス20.2万人、今回の予想はプラス15.0万人となっています。予想よりも良い数値が発表されればドル買い、悪い数値が発表されればドル売りが見られるでしょう。
アメリカ・ISM非製造業景気指数1月
木曜日に発表される経済指標がISM非製造業景気数です。
ISMがアメリカ国内の非製造業375社を対象に行ったアンケート調査をもとに指数が発表されます。発表数値が50より大きければ良化、50よりも小さければ悪化と判断できます。
前回の結果は55、今回の予想は55.1となっています。非製造業の景気指数とあって、雇用統計の先行指標としても注目される指標です。
アメリカ・雇用統計1月
金曜日に発表される指標が経済指標で最も注目度の高いアメリカ・雇用統計です。
前回は予想が16万人、結果は14.5万人で、予想と結果に大きな差がなく、発表後はそれほど大きな値動きはありませんでした。
今回の予想は16万人となっています。予想と反する結果が表示されれば、大きな値動きがあるでしょう。また、その値動きに関する反発を狙うこともできます。中長期的にも市場に与える影響が大きいことから、しっかりとチェックしておきましょう。
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