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【2020年6月1週目】バイナリーオプション相場予測

バイナリーオプション相場予想 6月1週目

6月1日月曜日から6月5日金曜日までのバイナリーオプションの相場予測を行っていきます。
先週は予想以上にリスクを選好する市場心理が見られたため、株式市場は大きく値上がりし、それに伴い為替レートも大きく変動しました。

今週もこの流れがどこまで続くのか注目したいところです。また、今週はアメリカの雇用統計など、注目の経済指標が目白押しです。今後の相場の流れを見極める上でも、しっかりと注目しておきましょう。

バイナリー先生
6月1週目のバイナリーオプション取引に役立つ相場の動きを予想しているからチェックして取引の参考にしてね。

今週の通貨ペアの動き【6月1週目】

ここ数か月、リスクオン時に見られる特徴的な動きはドル売りと円売りです。リスクオン時の変化を主要通貨別に見ると、ドル円に大きな変化は見られず、クロス円は上昇、ユーロドルも上昇という流れがあります。

一方でリスクオフ時はドル買い、円買いが見られます。ドル円は予想が難しく、クロス円は下落、ユーロドルも下落という変化が起こる可能性が高いでしょう。リスクオンかリスクオフかを見極められれば、ある程度為替相場の流れがつかめるはずです。

ドル円の動き

先週のドル円は、月曜日~木曜日までは107円台中盤~後半を行ったり来たりしていました。金曜日には一時ドル買いが進み、108円近くまで値上がりしましたが、108円という心理的な節目に押され失速しました。1週間全体の流れを振り返ると、リスクオンのドル売り、円売りが同時に発生しており、大きな値動きが無かったことが確認できます。

ドルと円が同じ動きをするため、今週のドル円も値動きを予想するのが難しい状況です。
方向感がつかみにくいため、107円~108円のレンジ相場で考えておくとよいでしょう。107円近くでは「HIGH」、108円近くでは「LOW」を選択するとよいでしょう。

ドル円の予想

107円近くでは「HIGH」、108円近くでは「LOW」

ユーロ円の動き

先週のユーロ円の動きをチェックすると、リスクオンのユーロ買い、ドル売りによって、200pips近く上昇しました。来週もリスクオンの流れが続けば、さらに上昇するでしょう。

テクニカル的にも長期的な下落トレンドラインを抜けており、さらなるレートの切り上げが期待できます。よって今週もハイローは「HIGH」がおススメです。ただし、トランプ大統領の発言や米中対立の激化への情報が相場の流れを変えてしまう可能性があるので、その点は注意しましょう。

ユーロ円の予想

レートの切り上げに期待して「HIGH」

ユーロドルの動き

先週のユーロドルはリスクオンの流れから、ユーロ買い、ドル売りが進み、日足のレンジ上限である1.1000を突破してきました。テクニカル的にはさらなる上昇が見込まれます。

今週も米中対立激化など、市場心理をリスクオフに変化させる要因が無ければ、レートは上昇する可能性が高いと見られます。調整には気を付けながら、押し目を狙っていくイメージで「HIGH」を仕掛けていくと綺麗に利益を出せるでしょう。

ユーロドルの予想

押し目を狙っていくイメージで「HIGH」

ポンド円の動き

先週のポンド円の動きを振り返ると、火曜日に200pips近い上昇がみられたものの、それ以外の日は方向性がはっきりしない展開が続いています。

ポンドがそれほど強くないため、リスクオンの相場でもあまり値上がりしていません。 今週は中長期的な値動きにしたがって、下落する可能性が高いでしょう。リスクオフの要因が強まったら積極的に「LOW」を仕掛けていくとよいでしょう。

ポンド円の予想

リスクオフの要因が強まったら積極的に「LOW」

今週の重要経済指標【6月1週目】

今週も重要経済指標が数多く発表されます。特にアメリカの雇用統計には注目です。
短期的な値動きはもちろん、中長期的な値動きにも大きな影響を与えるでしょう。

アメリカ・ISM製造業景気指数5月

今週まず注目したい指標は月曜日に発表されるアメリカのISM製造業景気指数です。
景気の先行指標として注目されます。

前回4月の結果は予想の36.1を上回る41.5でした。今回は前回をさらに上回る可能性が高いでしょう。結果が良ければ良いほど、ドル売りの傾向が見られるでしょう。

アメリカ・ADP雇用統計5月

水曜日に発表される重要経済指標はアメリカのADP雇用統計です。
金曜日のアメリカ・雇用統計の先行指標としても毎回注目されます。

前回はマイナス2000万人で、新型コロナウィルス感染拡大の影響が強く出ていました。金曜日の雇用統計を予想するためにも、結果が改善しているか悪化しているかしっかりとチェックしておきましょう。

ユーロ・ECB政策金利6月

木曜日に発表される注目指標が6月のユーロ・ECB政策金利です。
今回もゼロ金利が維持される見込みです。

今のところ目立つ動きは予想されていませんが、ドラギ総裁の発言によっては、市場に大きな影響をおよぼす可能性があるので注意しておきましょう。

アメリカ・雇用統計

金曜日に発表されるのがアメリカの雇用統計です。
前回4月はマイナス2000万人を超える結果が発表され、コロナショックの大きさが結果に現れました。

今回はさらに数値が悪化している可能性もあります。結果が悪ければ悪いほどドル買い、良ければ良いほどドル売りの傾向が見られるでしょう。短期的な値動きはもちろんですが、6月以降の相場にも影響を与える可能性があります。

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