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【2020年6月3週目】バイナリーオプション相場予測

バイナリーオプション相場予想 6月3週目

6月15日月曜日から6月19日金曜日までのバイナリーオプションの相場予測を行っていきます。先週の週前半はリスク選好的な相場が継続しましたが、後半は相場の過熱感の高まりから株式市場、為替市場ともに調整局面に突入しています。

今週注目したい点は、調整局面が続くのか、それとも再びリスク選好的な相場に突入するのかという点です。新型コロナウィルス第2波の危険性などに注意しながら、為替相場の予測を行っていきましょう。

バイナリー先生
6月3週目のバイナリーオプション取引に役立つ相場の動きを予想しているからチェックして取引の参考にしてね。

今週の通貨ペアの動き【6月3週目】

コロナショック後、リスク選好的な相場で見られるのがユーロ買い、ドル売り、円売りです。
それぞれの通貨ペアの動きは強気相場と弱気相場によって一変する状況が続いています。

ドル円の動き

先週のドル円は、先々週までの大幅な上昇を全戻しする形で下落局面が続きました。木曜日には106円半ばの値を付けましたが、下落幅が大きかったことから金曜日には反発して107.4円付近で越週となっています。

意識されるサポートは木曜日につけた106.5円台です。まずはここを割ってこないことを確認しましょう。割る雰囲気が無ければ、「HIGH」で仕掛ければOKです。レンジ相場になる可能性が高く、来週は上昇に転じる可能性が高いでしょう。

ドル円の予想

割る雰囲気が無ければ、「HIGH」

ユーロ円の動き

先週のユーロ円の動きをチェックすると、それまでの上昇局面を調整する形で下落が続きました。株式市場の過熱感も意識され、ユーロ円は約400pips下落しています。株式市場も含めて一時的な調整で終われば、中長期的なトレンドにしたがって再び上昇局面に入る可能性が高いでしょう。

基本的には「HIGH」で問題ありません、しかし、米中対立激化や新型コロナウィルス第2波への懸念、さらには実体経済の弱さなどの問題が浮上すると、リスクオフの相場になり、さらなる下落が見られる可能性もあります。

ユーロ円の予想

基本的には「HIGH」

ユーロドルの動き

先週のユーロドルはリスク選好時のユーロ買い、ドル売りが進み水曜日には大台の1.14にタッチしています。
しかし1.14のレジスタンスが強いこと、過熱感が強いこと、株式市場が調整局面に入ったことから、木曜日以降は大幅な下落を見せています。

今週は再び上昇局面に入るか注目したいところです。金曜日につけた安値1.121付近が押し目になるのか、それともさらなる下落局面が訪れるのか着目しましょう。押し目になれば「HIGH」、さらなる下落が見られれば「LOW」を仕掛けたいところです。

ユーロドルの予想

押し目になれば「HIGH」、さらなる下落が見られれば「LOW」

ポンド円の動き

先週のポンド円の動きを振り返ると、ほかのクロス円通貨ペアと同様に値下がり傾向が見られました。それまでの上昇を全て戻したわけではないものの、500pips以上の大きな下落がありました。

今週は判断が難しいところですが、先週下落幅が大きかったことから、基本的には「HIGH」の戦略を考えておくことをおすすめします。ここでも注目なのは相場のムードです。リスクオフなら上昇、リスクオフなら下落の圧力が強まりそうです。

ポンド円の予想

基本的な戦略は「HIGH」

今週の重要経済指標【6月3週目】

今週も重要な経済指標が多数発表されます。調整が続くのか、2番底が来るのか、すぐに上昇トレンドに戻るのか、これらを判断するためにも指標の値をこまめにチェックしておきましょう。

中国・小売売上高5月

今週まず注目したい指標が日本時間の午前中に発表される中国・小売売上高です。
今回は5月の結果発表ということで、どこまでコロナショックの影響が緩和されているのか注目したいところです。

コロナショック後の結果を振り返ると、3月がマイナス15.8%、4月がマイナス7.5%となっています。今回の予想はマイナス2.0%となっています。世界経済の行方を判断するためにも、GDP世界第2位の中国の結果に注目したいところです。

日本・日銀政策金利6月

今週の注目指標のひとつに、16日火曜日発表の日銀政策金利があります。
年8回開催される日銀の金融政策決定会合のひとつで、政策金利が発表されます。前回の結果はマイナス0.1%、今回も同様の金利が発表される見込みです。

サプライズの可能性は低いですが、黒田日銀総裁をはじめ、要人の発言には注目しておきましょう。ドル円やクロス円に大きな影響を与える可能性があります。

英国・ILO失業率4月

火曜日に発表される重要指標のひとつが英国のILO失業率です。
今回は英国でコロナウィルス問題が深刻化した4月の結果が発表されます。

3月の結果は3.9%と、予想ほど悪化していませんでしたが、今回の結果は4.5%と悪化すると見られています。予想よりも結果が悪ければ、短期的なポンド売りが見られるでしょう。

アメリカ・小売売上高5月

同じく火曜日に発表されるのがアメリカの小売売上高です。
今回は5月の結果発表ということで、新型コロナウィルス問題からどの程度回復しているのかをチェックする一つの物差しとなるでしょう。

前回の結果はマイナス16.4%、今回の予想はプラスの7.4%です。市場のリスクオン・オフを決める一つの要因になるので注目したいところです。

英国・英中銀政策金利6月

木曜日に発表される重要指標に英国の英中銀政策金利があります。
年8回開催される英中銀の金融政策会合で決定される英国の政策金利が発表されます。

今回の政策金利の予想は、前回と同じ0.10%です。サプライズや要人の発言などで、相場が大きく動くことがあるので要チェックです。

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