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【2020年6月3週目】バイナリーオプション相場予測

バイナリーオプション相場予想6月4週目

6月22日月曜日から6月26日金曜日までのバイナリーオプションの相場予測を行っていきます。先週は相場の過熱感や新型コロナウィルス第二波に対する警戒感から、リスクオフの動きが見られました。

また、先週特徴的だったのは、これまでと異なる動きをした米ドルです。リスクオンの場合、ここ数週間は売られる傾向にあったドルが先週はリスクオン時にドル買いの傾向が見られました。為替相場は少し読みづらい局面に入ってきていると言えるでしょう。

バイナリー先生
6月4週目のバイナリーオプション取引に役立つ相場の動きを予想しているからチェックして取引の参考にしてね。

今週の通貨ペアの動き【6月4週目】

先週の通貨ペアの動きを振り返ると、特徴的だったのはユーロ売りです。ユーロ円では5月上旬から6月上旬までの値上がり分を、すでに3割~4割ほど戻しています。
ユーロドルも本格的な下落が見られており、どこまで下落トレンドが継続するのかチェックしたいところです。

ドル円の動き

先週のドル円は、週前半はリスクオンの株高につられる形でレートの上昇が見られました。しかし、その後は新型コロナウィルス第二波への警戒感から、リスクオフで下落傾向が見られています。しかしながら下値のサポートは強く、一週間の値幅はわずか97銭にとどまっています。

今週注目したいのは先週木曜日に付けた安値106.6円付近です。ここが心理的なサポートとなるため、ここを割ってくると、売りが売りを呼ぶ展開になると考えられます。今週は「LOW」をメインの戦略としておくことをおすすめします。

ドル円の予想

106.6円を割れば「LOW」

ユーロ円の動き

先週のユーロ円の動きをチェックすると、火曜日まではリスクオンのレート上昇が見られたものの、その後は下落に転じています。先週は約300pipsの下落が見られ、5月上旬から1か月続いた上昇を、半分近く値戻ししています。

今週は新型コロナウィルス第二波への影響から、リスク回避の動きが見られる予想されます。さらにレートが下落する可能性が高いため、「LOW」を基本的な戦略とすればよいでしょう。ただ、ここまでの下落幅が大きかったことから、反発には十分に気を付けましょう。

ユーロ円の予想

レートが下落する可能性が高いため「LOW」

ユーロドルの動き

先週のユーロドルは1.14付近がレンジスタンスとなり、下落傾向にありました。金曜日には1.1168まで急落するなど、テクニカル的には上値が重い印象を受けます。今週も下落局面が続く可能性が高いでしょう。

ファンダメンタルズ的にも、ユーロ圏経済の不透明感、米中対立激化、新型コロナウィルス第2波への警戒感など、上昇に転じる可能性は低いでしょう。メインのシナリオは下落であるため、「LOW」を選択しておけばよいでしょう。

ユーロドルの予想

メインのシナリオは下落であるため、「LOW」

ポンド円の動き

先週のポンド円の動きを振り返ると、週前半はそれまでの下落トレンドが反発したことやリスクオンのクロス円上昇によって、週初めから200pipsほどのレートの上昇が見られました。しかし、その後はほかのクロス円と同様にリスクオフ時の下落が見られています。

今週のメインシナリオも下落であるため、「LOW」を基本戦略とするとよいでしょう。ただし、6月上旬から続く下落幅が大きいことから、反発には十分に気を付ける必要があるでしょう。

ポンド円の予想

メインシナリオも下落であるため、「LOW」

今週の重要経済指標【6月4週目】

今週も重要な経済指標が多数発表されます。一時的な値動きはもちろんですが、リスクオン・オフの判断材料となるので、しっかりとチェックしておきましょう。

アメリカ・中古住宅販売件数5月

今週まず注目したい指標は月曜日に発表されるアメリカ・中古住宅販売件数です。
アメリカでは、新築住宅市場よりも市場規模が大きいため、非常に注目される指標のひとつです。

前回4月の結果は、新型コロナウィルス拡大の影響によって大幅な落ち込みが見られました。それまでは500万件台で推移していたのが、433万件まで落ち込んでいます。今回も回復の兆しは見られないと考えられ、予想は415万件となっています。予想を大きく上回ったり下回ったりすることがないか注意しておきましょう。

ドイツ・Ifo景況感指数6月

水曜日の注目指標がドイツのIfo景況感指数です。
新型コロナウィルス拡大の影響によって、指数は落ち込みを見せており、前回5月の結果は79.5でした。

今回は外出自粛要請の緩和などの影響によって、指数は回復すると見られています。予想は84.8となっており、予想を上回ればユーロ買い、予想を下回ればユーロ売りが短期的に見られるでしょう。

アメリカ・実質GDP(確報値)第1四半期

木曜日に発表される注目指標がアメリカの実質GDPです。
今回は確報値の発表なので、指標発表後に大きな値動きが発生することはないでしょう。

ただし、重要な指標なため、結果はしっかりとチェックしておきことをお勧めします。前回の結果はマイナス5.0%、今回の予想はマイナス5.0%です。

アメリカ・小売売上高5月

同じく火曜日に発表されるのがアメリカの小売売上高です。
今回は5月の結果発表ということで、新型コロナウィルス問題からどの程度回復しているのかをチェックする一つの物差しとなるでしょう。

前回の結果はマイナス16.4%、今回の予想はプラスの7.4%です。市場のリスクオン・オフを決める一つの要因になるので注目したいところです。

アメリカ・耐久財受注(速報値)5月

同じく木曜日に発表される指標がアメリカの耐久財受注です。
今回は速報値ということで、予想が大きく外れる可能性もあるので要チェックです。

前回の結果は前月比でマイナス17.7%、今回は大幅に改善すると見られ、予想は前月比プラス12.0%となっています。予想と結果に大きな乖離があれば、指標発表後に大きな値動きが発生するでしょう。

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