1. バイナリーオプション比較トップ
  2. 2020年為替相場予測週報
  3. 2020年7月第2週目相場予測
バイナリーオプションで稼ぐ
ハイローオーストラリアで稼ぐ
ハイローオーストラリア公式

【2020年7月2週目】バイナリーオプション相場予測

バイナリーオプション相場予想7月2週目

先週の金融市場の動きを振り返ると、新型コロナウィルスからの経済回復を期待するリスクオンのムードと、新型コロナウィルス第二波を懸念するリスクオフのムードが交錯する形となりました。

その結果、各通貨ペアの値動きは方向感に乏しく、レンジ相場に近いような値動きが見られました。今週はレンジをどちらにブレイクするのか注目したいところです。やはり相場を大きく動かすのは、新型コロナウィルス関連のニュースでしょう。

バイナリー先生
7月2週目のバイナリーオプション取引に役立つ相場の動きを予想しているからチェックして取引の参考にしてね。

今週の通貨ペアの動き【7月2週目】

各通貨ペアは今週、どのような値動きをするのでしょうか。どの主要通貨ペアも中長期的な予測がしづらくなってきています。それだけに今週の動向によって、トレンドがはっきりする可能性があるので注目したいところです。

ドル円の動き

先週のドル円は株高や原油高、さらには新型コロナウィルスワクチン開発への期待感から、水曜日には108円を超える水準まで円安ドル高が進行しました。その後は売り圧力が強まり、107円台なかばで越週となっています。

今週のドル円はどのような値動きになるのでしょうか。テクニカル的には108円台での売り圧力が強かったころから、心理的には上昇しにくい展開となっています。また、ファンダメンタルズ的にも新型コロナウィルス第2波への懸念、さらには日本経済の先行き不透明感から、下落する可能性が高いと言えるでしょう。

ドル円の予想

第2波の懸念から「LOW」

ユーロ円の動き

先週のユーロ円は、週前半は株高につられてレートの上昇がみられました。しかし、その後はリスクオフの展開が見られたため、レートは下落に転じています。

今週注目したい点は株価の動向です。株価とクロス円は連動することが多いため、株価が上がればレートは上昇、株価が下がればレートは下落する可能性が高くなります。今のところ株価を押し下げるリスクオフの要因のほうが多いので、「LOW」を基本的な戦略とするとよいでしょう

ユーロ円の予想

基本的には「LOW」

ユーロドルの動き

先週のユーロドルは、一時1.13付近まで上昇する動きも見られましたが、その後は再び下落しています。テクニカル的に見ると、上値の重さを印象付けられます。ファンダメンタルズ的にも、ユーロ圏経済の低迷、新型コロナウィルス第2波への懸念など、先行きの不透明感が漂っている状況です。

こうしたことから、来週も下落する可能性が高いと見られます。ワクチン開発の進展など、相場の流れを大きく変えるニュースなどがない限りは、基本的な戦略を「LOW」にしておけば間違いなさそうです。

ユーロドルの予想

基本的な戦略は「LOW」

ポンド円の動き

先週のポンド円の動きは週前半でリスクオンの株高につられてレートの上昇が見られました。その後上昇はおさまったものの、下落幅は大きなものではありませんでした。チャート的には、押し目を作って値上がりする可能性があると考えられます。

ただし、リスクオフのムードが強まれば、下落する可能性は非常に高いと考えられるでしょう。株価の動向には十分に注目しておきましょう。

ポンド円の予想

下落する可能性が高いため、「LOW」

今週の重要経済指標【7月2週目】

先週は米国の雇用統計という大きなイベントがありましたが、今週も重要な経済指標が多数発表されます。

アメリカ・ISM非製造業景気指数6月

今週はじめに発表される経済指標は、月曜日に発表される6月におけるアメリカのISM非製造業景気指数アメリカのISM非製造業景気指数です。前回の結果は45.4でしたが、今回は経済回復が反映されて50と予想されています。

予想の50よりも結果が良ければリスク選好的に、50よりも悪ければリスク回避的に相場が変化していくでしょう。短期的な値動きはもちろんですが、中長期的な値動きを予想する上でも注目しておきたい指標です。

アメリカ・新規失業保険申請件数 6/28-7/4

木曜日に発表される注目指標がアメリカの新規失業保険申請件数です。
今週は6月28日~7月4日の申請件数の結果が発表されます。

コロナショック後、少しずつ申請件数は減少しており、前回は142.7万件という数値が発表されました。今回は前回の数値よりも改善していると予想されています。申請件数が大幅に減少していれば、リスク選好的な為替レートの変化が見られるでしょう。

アメリカ・卸売在庫(確報値)5月

木曜日に発表されるもうひとつの注目指標がアメリカの卸売在庫です。卸売在庫とは、指標は製造業、卸売業、小売業の3業種について、在庫水準を集計化したものです。

5月は新型コロナウィルスのロックダウンの影響が出ていることから、前月比でマイナス1.2%の予想が発表されています。今回は確報値が発表されるため、短期的な値動きは予想されていませんが、中長期的な経済動向を見守る上でもチェックしておきたい指標のひとつです。

カナダ・雇用統計6月

金曜日に発表される経済指標がカナダの雇用統計です。
6月におけるカナダの雇用者数と失業率が同時に発表されます。前回の発表は予想を大きく上回る結果が発表されました。

雇用者数では予想のマイナス50万人を大きく上回るプラス28.96万人、失業率でも予想の15%を下回る数値が発表され、指標発表後にはドル円で24.7pips変動しています。今回の予想はプラス55万人です。予想と結果に大きな乖離があれば、レートが短期的に大きく変動するでしょう。

コメント・お問い合わせはこちら

お問い合わせの多い場合、返信が遅れることがあります。
お問い合わせの内容によっては返信をしない場合があります。
専門知識が必要なものは専門知識のライターの方に答えてもらうため返信が遅れますのでご了承ください。