【2020年8月1週目】バイナリーオプション相場予測
8月3日月曜日から8月7日金曜日までのバイナリーオプション相場予測を行っていきます。先週は円買い、ユーロ買い、ドル売りが継続しました。今週もこの流れが続くのか注目したいところです。
経済指標の発表では、アメリカの雇用統計が発表されます。新型コロナウィルス感染拡大の影響がどこまで出ているのか知るためにもチェックしておきたい指標です。今週も経済指標の予測と各通貨ペアの値動きをチェックしながら、相場を予想していきましょう。
目次:
今週の通貨ペアの動き【8月1週目】
主要通貨ペアは今週どのような動きを見せるのでしょうか。
これまでの各通貨ペアの値動きを振り返りながら予想していきます。
ドル円の動き
先週のドル円を振り返りましょう。週初めに105.97円で寄り付いた後、米中対立激化や新型コロナウィルス第2波への懸念からリスク回避の円買い、ドル売り圧力が強まりました。その結果、週末にかけて一時104.19円まで円高ドル安が進行しました。
今週のドル円も下落リスクが高い状況が続くでしょう。世界経済の不透明感、新型コロナウィルス感染拡大に対する懸念、米中対立激化への懸念など、ドル円を下落させる要因は多々あります。ハイローでは「LOW」で間違いないでしょう。
ドル円を下落させる要素が多いため今週も「LOW」
ユーロ円の動き
先週のユーロ円は、週前半はドル円の下落につられて、レートを下げる展開となりましたが、水曜日以降、ユーロドルの急伸につられる形で上昇しました。金曜日にはテクニカル的な節目の124.5円を上抜けして、一時125.2円まで急伸しています。
今週はどのような値動きが見られるのでしょうか。テクニカル的な節目は上抜けしたものの、世界経済への市場心理の悪化などから、今週は下落リスクが高まると予想されます。そのため「LOW」を基本的な戦略とすることをおすすめします。
下落リスクが高まると予想できるため「LOW」
ユーロドルの動き
先週のユーロドルは、EU復興基金合意成立の影響もあり、1.19台に到達しました。その後は利益確定売りなどに上値を抑えられ、1.178付近で越週となっています。急伸が見られた間、一目均衡表の基準線を上抜けするなど、テクニカル的な強さも見られます。
今週の値動きはどうなるのでしょうか。今週はこれまでの上昇幅が大きかったことや、世界経済減速への懸念によるリスクオフの展開に入る可能性が高いことなどから、下落する可能性が十分にあります。ハイローでは「LOW」がおすすめです。
世界経済停滞によるリスクオフが予想されるため「LOW」
ポンド円の動き
先週のポンド円は、週初めは円買いの圧力が強まったことにより、もみ合いが見られました。しかし、その後はドル売り圧力が強まったことやクロス円の上昇によって、レートの上昇が見られ、金曜日には一時139円まで急伸しています。
ただし、テクニカル的な節目に到達したことや、株式市場も含めてリスクオフの市場心理が強まる可能性が高いことから、今週は「LOW」を基本戦略としたいところです。ハイローでは「LOW」がおすすめです。
リスクオフの市場心理が高いことから「LOW」
今週の重要経済指標【8月1週目】
今週も多数の重要経済指標が発表されます。中でも注目したいのはアメリカの雇用統計です。
短期的な値動きはもちろん、中長期的なトレンドをつかむためにもしっかりとチェックしておきましょう。
日本・GDP2次速報値第1四半期
今週まず注目したい指標は、月曜日に発表される日本のGDP2次速報値です。
今回は第1四半期の結果が発表されます。前回の結果はマイナス0.6%、今回の予想はマイナス0.7%となっています。
今回のマイナス0.7%という結果よりも良ければ円安、悪ければ円高の傾向が見られるでしょう。短期的な値動きはもちろん、今後の日本経済の動向を予測するためにもチェックしておきたい指標です。
アメリカ・ISM製造業景気指数7月
同じく月曜日に発表される注目指標が、7月におけるアメリカのISM製造業景気指数です。
前回の結果は52.6、今回の予想は53.6となっています。
予想よりも良い結果が発表されば、クロス円の上昇など、リスクオン時に見られるレートの動きが見られるでしょう。
アメリカ・ADP雇用者数7月
水曜日に発表されるのが7月におけるアメリカのADP雇用者数です。
雇用統計の先行指標としても毎回注目が集まる指標です。
前回の結果は前月比で+236.9万人となっており、コロナショックからの回復が見られています。今回の予想は前月比で+120万人とされています。結果によっては相場の流れを変えることもあるので、注目しておきたいところです。
アメリカ・雇用統計7月
今週もっとも注目したい指標が、金曜日に発表されるアメリカの雇用統計です。新型コロナウィルス感染拡大が続いた7月のアメリカで、雇用状況はどうなっているのでしょうか。前回の結果は+480万人、今回の予想は+163.5万人となっています。
予想を大きく上回る結果や、大きく下回る結果が発表されれば、相場の流れが大きく変わることがあります。予想は少し控えめなため、前回の結果と比較しながら結果発表後のトレードを考えることが大切です。
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