【2020年10月1週目】バイナリーオプション相場予測
9月28日月曜日から10月2日金曜日までのバイナリーオプション相場予測を行っていきます。
先週はドル円、ユーロドルともに下落局面に突入しました。今週もこの流れが続くのか注目が集まります。
経済指標では、今週アメリカの雇用統計が発表されます。ここ数日続いているリスク回避的な動きが続くのか、予測する上でも注目されます。先週の値動きや経済指標の予測を確認しながら各通貨ペアの値動きをチェックしていきましょう。
目次:
今週の通貨ペアの動き【10月1週目】
今週も株価指数の動向、新型コロナウィルス感染再拡大の情報をチェックしながら、慎重にトレードすることが求められます。
各主要通貨で、どんな値動きをするのか予想していきましょう。
ドル円の動き
先週はコロナウィルス感染拡大への警戒感から、株価下落とともに一時104.00円まで下落しました。
週末にかけては、株価指数の持ち直しとともにレートが上昇し、105.6円程度で越週となっています。
テクニカル的な地合いの弱さに加えて、ファンダメンタルズ的な下落リスクが山積みの状況であるため、今週も下落する可能性が高いでしょう。基本戦略は「LOW」で間違いなさそうです。
下落する可能性が高いため「LOW」
ユーロ円の動き
先週のユーロ円は、月曜日に株価下落とともにレートが大きく下落しました。
その後の反発は弱く、122円台後半から123円台前半のレンジ相場となっています。
今週のユーロ円は、ファンダメンタルズ的な下落リスクが大きいため、「LOW」を基本に仕掛けていくことをおすすめします。ただし、株価指数が大幅に上昇する場合、ユーロ円も上昇する可能性が高いため、戦略を変更した方がよいでしょう。
ファンダメンタル的に下落する可能性が高いため「LOW」
ユーロドルの動き
先週のユーロドルは週早々に週間高値の1.1873まで上昇したものの、その後はラガルドECB総裁によるユーロ高けん制発言などを受け、週末にかけて大幅な下落を見せました。1.1630付近で越週となっています。
ユーロドル相場はテクニカル的な地合いの弱さ、さらにはユーロ圏での感染再拡大懸念などから、今週も下落リスクが高い状況にあると言えます。基本戦略は「LOW」がおすすめです。
下落リスクが高い状況にあると言えるため「LOW」
ポンド円の動き
先週のポンド円の動きを確認すると、株価下落につられる形で、月曜日火曜日ともに下落傾向が見られました。133.05円まで下落しましたが、その後は反発して134.53円で越週となっています。
価格がちょうど戻り目にあることや、イギリスにおけるコロナウィルス感染再拡大のリスクが高まっていることなどから、今週も下落傾向が想定されます。株高⇒クロス円上昇の流れには警戒しながらも、基本戦略は「LOW」とすることをおすすめします。
基本戦略は「LOW」
今週の重要経済指標【10月1週目】
今週はアメリカ雇用統計を筆頭に、注目を集める経済指標が多数発表されます。
短期的な値動きを狙っていくためにも、相場の流れをつかむためにも、しっかりとチェックしておきたいところです。
コンファレンスボード消費者信頼感指数9月
火曜日に発表される注目指標が9月の コンファレンスボード消費者です。
前回の結果は84.8でした。
今回の予想は90となっています。予想を上回れば、ドル円やユーロ円のレートが上昇するなど、リスク選好的な値動きが見られるでしょう。反対に、前回の結果を下回ればリスク回避的な値動きが見られるでしょう。
アメリカ・ADP雇用統計9月
水曜日に発表される注目指標がアメリカのADP雇用統計です。
今回は9月の結果が発表されます。雇用統計の先行指標としても注目したいところです。
前回8月の結果はプラス42.8万人、今回の予想はプラス65万人となっています。予想を上回ればリスク選好的な値動きが、予想を下回ればリスク回避的な値動きが見られるでしょう。
アメリカ・中古住宅販売成約指数8月
水曜日に発表されるもう一つの注目指標がアメリカの中古住宅販売成約指数です。
前回7月は、予想の2%を上回る5.9%という結果が発表されたため、発表直後にはドル円でプラス17.6pips変動しました。
8月の予想は2%となっています。今回も予想を上回ればドル円レートの上昇など、リスク選好的な値動きが見られるでしょう。
アメリカ・ISM製造業景気指数9月
木曜日に発表される指標はアメリカのISM製造業景気指数です。
前回は予想の54.8を上回る56.0という数値が発表されたことから、指標発表後にドル円で10pips以上上昇しました。
今回の予想は前回とほぼ同じ55.9です。今回も予想を上回った場合には、リスク選好的な値動きが見られるでしょう。
アメリカ・雇用統計9月
金曜日に発表される指標がアメリカの雇用統計です。
前回8月の結果は、予想とほぼ同じ137.1万人でした。今回の予想は86.5万人となっています。
予想を上回る結果が発表されれば、発表直後にドル円やクロス円のレートが大きく上昇するでしょう。また、アメリカ経済の行方を予測する上で、非常に重要な指標となります。短期な予想はもちろん、中長期な予想を行う上でも大注目の指標です。
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